ディアウォールの代用品の「アジャスター金具」を使って、壁に傷を付ける事なく賃貸の玄関に有孔ボードを取り付ける所まで行ったDIYの続きです。
ここまでのDIY手順は、こちらの記事で確認出来ます。
突っ張り柱を立てて有孔ボードを固定したこの場所で、有孔ボードフックだけを取り付けて鍵などを色々と収納していっても良いです。
でも、せっかくなので100均の商品を使って少しだけ男前インテリアに合う雰囲気にしたいと思います。
原状回復DIYで固定した有孔ボードを100均リメイクで男前インテリアに合う雰囲気にアレンジする!
まず、100均セリアの2つの木枠が蝶番でくっついてる商品を使います。
パカパカと本みたいに開くのですが、蝶番はドライバーで外してしまいます。
蝶番を外した後に下写真のように速乾ボンドで貼り付けます。そして、ズレてしまわないように乾くまでマステで固定しておきます。
速乾ボンドなので直ぐにある程度は固まります。
2個の木枠がしっかりとくっついたら、手作りの有孔ボードフックを使って壁掛けをしていきます。
有孔ボードフックを釘を使って手作りする
有孔ボードのフックは、高くもないですが安くもないです。手作りするとかなりのDIY材料費の節約になります。
まず、ホームセンターで購入した色付き釘を、壁掛けした木箱(さっき作っていた木枠)の角に打ちます。
釘は少し大きなホームセンターだと「ブラック」「ホワイト」「グリーン」「ピンク」など、種類は沢山あります。
木枠の角に釘を打ったら、ペンチでこんな風に曲げます。
有孔ボードの穴に差し込むと、こんな感じで壁掛けが出来ます。釘を曲げる角度がポイントになります。
この方法だとあんまり重たいものは乗せられませんが、雑貨を飾る程度の重さだとこれで十分です。
だから、今回はこの釘フックで木枠を有孔ボードに掛けました。
有孔ボード専用のフックよりもかなりの低価格で壁掛け出来ます。
有孔ボードを使うとおしゃれな海外インテリアっぽい壁掛け収納も取り入れられる
今、海外のインテリアを見ると「三角形」や「台形」「ひし形」の木枠で作った壁掛けの飾り棚が人気です。
ここまで本格的な物が作れなくても、100均DIYで「コレっぽい棚」は作れます。
今回は、ひし形風に有孔ボードに壁掛けしてみました。
飾った100均のフェイクグリーンの鉢が落ちてしまわないように、下写真のように釘を使って落下防止対策もしました。
釘を使ったこの落下防止対策も、釘をペンチで曲げて作っています。でも、簡単に「ワイヤーを張る」という方法もあります。
ワイヤーや釘は100均でも販売しています。
でも、硬さや商品の種類によっては、ホームセンターの方が良い場合もあります。
有孔ボードの「手作り釘フック」を使って付け替えられる棚を取り付ける
まず、少しぶ厚めの木材(今回は余りの木材を利用)を有孔ボードに当てて、有孔ボードの穴の場所に印を付けます。
印を付けた箇所に、少し頭が出た状態まで釘を打ちます。
釘を有孔ボードの穴に刺せるこんな感じになれば成功です。
そして、記事冒頭で作った時と同じように、打ち付けた釘をペンチで曲げて釘フックにします。
有孔ボードに刺してみて、棚板を固定出来るかどうか確認します。
これだけでも棚板は取り付けられると思います。でも、釘だけで棚板を支えるなんて流石に強度が心配になります。実際に、若干グラグラもします。
そこで、棚板の裏に100均セリアのL字金具を取り付けます。
すると、L字金具が有孔ボードにこんな感じで当たります。これで、棚を上から抑えてもグラグラしなくなります。
L字金具は棚板の裏面にだけビスで固定します。有孔ボードには固定しなくても大丈夫です。
だから、棚板の場所を変えたくなった時にも簡単に好きな場所に付け変えることが出来ます。
作った棚板に、数年前にプレセントで貰った木製SNOOPYを並べてみました。
これくらいの重さだと全然グラグラせずにしっかりと固定されていました。
✓ 有孔ボードにこの棚を作る時の注意点
今回作ったこの棚は、決して強度が強いものではありません。
重たい物を乗せた時に「釘を打ちつけた場所」が割れてしまう可能性がな無くはないので、重たい物は絶対に乗せられません。
だから、100均の薄い木の板では作らない方が良いです。
この飾り棚に飾る雑貨も軽い素材にする必要があります。
100均セリアのアイアンバーで落下防止対策をする
有孔ボードに作った飾り棚にSNOOPYを並べましたが、このままだとSNOOPYが落下してしまう可能性もあります。
そこで、100均セリアのアイアンバーで落下防止対策をすることにしました。
でも、ここで問題が発生しました。
有孔ボードの穴の間隔と、セリアのアイアンバーを固定する用の穴の位置が合わなかったのです。
どうしても、有孔ボードの穴がない場合にビスの穴をあけてアイアンバーを固定するのが嫌でした。
そこで、有孔ボードの穴とアイアンバーのビス留めする為の穴を一箇所だけ合わせて、有孔ボード背面に当て木をしてビス留めしました。
一箇所だけの固定なので、アイアンバーはしっかりとは固定出来ていません。
でも、「落下防止の為に付けてるだけだからこれでいいか」とそのままです。
取り敢えずは何か付けておかないと落ちた時に危ないですしね。でも、またちゃんと考えないといけません。
有孔ボードに100均のカーテンフックでミニ黒板を吊り下げる
ミニ黒板やポストカードを有孔ボードに飾りたい場合は、セリアの「フック付きクリップ」を使っています。
有孔ボードの穴にこんな感じで引っ掛けます。
この黒板プレートはセリアで100円で販売されています。
文字は今も練習中のチョークボーイさんの作品を真似たものです。
「チョークボーイって誰だ?」と気になった方は、以前にチョークボーイさんのレタリングの書き方講座の書籍を購入した時に記事でまとめています。
セリアの「フック付きクリップ」はそのまま使うと有孔ボードには掛けられません。
フックの輪の隙間がこんな感じで小さいからです。
以前にも書いた事があるのですが、ペンチを使って有孔ボードに掛けられるようにフックの輪を広げます。詳しい加工の仕方はこちらからの記事で確認出来ます。
100均セリアのブリキフレームとマグネットでアクセサリー収納を作る
100均セリアのブリキフレームを2つ並べてタッカーで固定します。
そこに、超強力磁石を貼れば、マグネット式のアクセサリー収納として使えます。
等間隔に並べた超強力磁石に、ピンが付いているブローチを近付けるとこんな感じで磁石にくっつきます。だから、ここで見せる収納が出来ます。
※ ブローチの種類によってはくっつきにくい場合がありました。
アクセサリー収納の他にも、100均セリアのブリキのバケツにフェイクグリーンを刺して、超強力磁石に近付ければくっついて装飾としても使えます。
このマグネット式のアクセサリー収納の下にはセリアの木箱を2個並べて置いています。
木箱の中では、電球瓶の中にSNOOPYを閉じ込めた100均DIYのインテリア雑貨を飾っています。
電球瓶に閉じ込めたSNOOPYのインテリア雑貨の作り方は、こちらの記事で確認出来ます。
こうして、色々な100均DIYや余っていた木材を使ったDIYで有孔ボード収納はこんな感じになりました。
家の鍵は、以前に買っていた有孔ボードフックを使って掛けているだけです。
「飾りばっかりで収納がないね」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
有孔ボード背面は空間を空けて「隠す収納」の場所も作っておく
実は、見せたくない「玄関芳香剤」「ファブリーズ」「靴の湿気取り」「ボールペン」などは、全て有孔ボードの背面に収納しています。
有孔ボードの壁を少し手前に作ると、頑張ってもお洒落には見せられない物を隠して収納する事も出来ます。
この隙間収納は簡単に作れて結構便利です。
靴箱の奥行きがある玄関ではかなりおすすめです。
今日はここまで〜