100均のMDFの正方形板と木製スティックを使って、ハンドメイドの「ヘリンボーン風コースター」を作りました。
木製スティックはテイクアウトのコーヒーを注文した時に付いてくるコーヒーをかき混ぜる木の棒です。
どちらも、ダイソーで購入出来ます。
セリアにも木製スティックはありますが、MDFの正方形の板はなかったと思います。
100均ダイソーのMDF材でDIY!ヘリンボーン風のコースターを作る!
手作りコースターに使う主な材料は、MDFの正方形の板と木製スティックです。
この他には、速乾性ボンド、100均水性塗料、ノコギリ、紙やすりなども使います。
100均の木製スティックでヘリンボーン風の柄を作る
まずは、木製スティックを当てながら鉛筆で線を引いて柄の組み合わせを決めていきます。
調子に乗ってこんな複雑な組み合わせにしましたが、木製スティックを貼っていく時にただただ面倒くさかったです。
2個作った内の一つはシンプルな組み合わせにしたのですが、下写真のようにシンプルな図案でも結構おしゃれには見えました。
面倒くさがりな方は、絶対にシンプルな図案で作る事をおすすめします。
その方が、歪んだりの失敗も減るし絶対に簡単です。
私は面倒くさがりなので、次は必ずシンプルな柄の組み合わせで作ります。
100均の木製スティックに色を塗っていく
ヘリンボーン風の柄が決まったら、木製スティックに色を塗っていきます。塗装は片面だけで大丈夫です。
セリアの水性塗料をメラニンスポンジにつけて、木製スティックの片面に大雑把に適当に塗っていきます。
5、6本に塗装したら、乾く前に布で拭き取っていきます。
この作業で、木目が出て色ムラも防ぐ事が出来ます。
今回は、全てセリアの水性塗料で塗装しました。水性塗料は一個100円です。
以前に購入して残っていた水性塗料も使ったので6色も作れました。
でも、少し欲張り過ぎたみたいです。
落ち着いたウッド調のカラーを3色くらいだけでも、十分だと今では思います。
100均の木製スティックを図案に合わせて貼っていく
木製スティックが乾いたら、考えた図案通りに速乾性ボンドで貼っていきます。
この時に、木製スティックがMDFの板から少しはみ出る位の長さにカットして貼っていきます。
木製スティックは分厚くないので、100均のカッター式のノコギリでも簡単にカット出来ます。
斜めにカットする場合は、貼り付けたい場所に木製スティックを置いてみて、カットするラインの印を鉛筆で引きます。
引いた線通りにカットした後に紙やすりで面を整えてMDF板に貼り付けていきます。
「木製スティックのカットは簡単に出来る」とは言っても、数秒はギコギコしなくてはいけません。
次第にギコギコするのが面倒くさくなってきたので、「固い物が切れる!」と販売されていた100均のハサミを使ってみました。
はさみの方が簡単にカットは出来ました。でも、木製スティックが割れたりする事が多いというデメリットもありました。
あと、力も必要なので数本カットした後に手が痛くなってしまいました。
ノコギリとはさみのどちらの方法を使ってカットしたとしてもヤスリがけは必要です。紙やすりも100均で購入出来ます。
はさみでカットする方法もコツを掴めば木製スティックが割れる事は減りました。
でも、「こちらの方法がおすすめです!」とは言い切れない感じなので、気になる方は両方のカット方法を試してみて下さい。
地味な作業を続けて、全て貼り終わるとこんな感じです。MDFの正方形の板から、木製スティックが大胆にはみ出る感じで大丈夫です。
100均のMDF材に貼り付けた木製スティックのはみ出た部分をカットしていく
お次は、正方形のMDF板からはみ出た木製スティックをカットしていきます。裏返すとこんな感じです。
裏返して見て、木製スティックがはみ出ている部分をカットしていきます。
ここは、固い物が切れるはさみでは無理なのでノコギリでカットします。
我が家の電動ドライバーはブラックアンドデッカーで、ジグゾーのアタッチメントを持っています。
なので、電動ドライバーの先端をジグゾーに付け替えてジグゾーでカットしました。かんり楽ちんで便利です。
手ノコでもカット出来ますが、ジグゾーだと電動だしかなり簡単にカットが出来ます。音もそんなにうるさくないです。
DIYを始めた頃はジグゾーも怖くて使えなかったけれど今ではガンガン使っているし、ラクにカットが出来るので買って良かったです。
2つのヘリンボーン風コースターのはみ出た部分をカットし終わるとこんな感じです。コースターらしくなりました。
コースターに貼り付けた木製スティックのカット面を紙やすりで綺麗に整える
めちゃくちゃ器用でもない素人が使うとやっぱり奇麗に真っ直ぐは切れません。
近くで見るとガタガタで切断面も粗いです。
でも、全く問題はないです。
紙やすりで切断面を整えていくだけで凄く奇麗になります。
正方形の角も少し丸みを付けて整えた後に、ヘリンボーン風に貼り付けた表面も軽く紙やすりをかけるとこんな感じになります。
表面も軽くやすると少し使い古した感じも出ます。
粗かった切断面も無事に奇麗になりました。
完成した木製コースターをアンティークワックスでヴィンテージ風にアレンジする
「これで完成!」でもいいのですが、もう少しヴィンテージっぽくする為にアンティークワックスを使います。
ブライワックスの臭いが苦手な方でも、アンティークワックスの臭いだと全然マシなので室内でも使えています。
↑ 使えない事はないくらいです。臭いが全く無いわけではありません。
アンティークワックスを布に付けて、完成したヘリンボーン風コースターの塗装の上から、重ね塗りをして20分程乾かします。
乾いたら、たわしでゴシゴシ磨いた後に布に色移りが無くなるまで磨くと艶が出てきます。この作業に5分もいりません。
多少ではありますが、こんな風に水も染み込みにくくはなります。でも、残念ながら防水性はありません。
水に濡れて直ぐに拭き取ると大丈夫なのですが、数秒経つと水は染み込んでいきます。
「そんな風にコップの水滴で出来たシミも味の一つだ!」って方は、こまめに乾かせば腐らないですし、このままのコースターでも大丈夫です。
作った木製コースターを防水加工するペイントがある
木製コースターへの水滴や水の染み込みを防ぎたい場合は、防水コーティングの加工をしているようです。
よく使われている商品を調べてみると、一つはパジコの防水材でした。
木材だけではなくて、粘土、紙、布などにも使えます。
雑貨屋で購入した防水ではない紙や木製のコースターを、こちらの防水材で防水加工している方の商品レビューも幾つかありました。
もう一つは和信ペイントの水性ウレタンニスです。
臭いが少なくて室内でも気軽に使えるので、私もよく使っています。
ホームセンターだと必ず置いているくらいの定番商品です。
紙やすりで整えながら重ね塗りをしていくと仕上がりも綺麗ですし、完全に乾くと硬い油膜が出来るので水拭きも出来ます。
「節約DIYだ!」と、100均などの工作水性ニスでコーティングした場合は、水に濡れるとベトベトになってしまい防水効果はありませんでした。
水滴で残るコースターのシミや、木材が水に濡れる事が気になる場合はこれらの人気防水材を試してみる方法もあります。
気になる方は、商品の口コミなどを確認してみて是非試してみて下さい。
今日はここまで〜